止血法・救急搬送についての園内研修を行いました

本日、全園児・職員を対象に大きな怪我をした時の止血法と救急搬送の園内研修を行いました。

DSCN7433 エントランスに集まって看護師から遊具での遊び方や怪我の状況などの説明を聞きました

説明の後は、出血があった場合を想定して、止血方法をガーゼ・包帯を用いて行いました。

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5歳児のお友達にモデルになってもらい、どういった順序でどのように止血していくかを説明しながら処置していきました。
実際には処置は寝たまま行いますが、園児や職員に見やすいように本日は立ったまま行いました。

 

止血法が分かったところで今度は救急搬送の方法です。
今日は止血法と救急搬送を分けて行いましたが、実際には救急車を呼んだり、他の園児を誘導したり、怪我をした子を処置したりと同時進行で行っていきます。今回は担架を使って怪我をした場所から日陰や救急車へ移動させる方法を行いました。

DSCN7450 なるべく水平にして、揺らさないようにしっかりと持って移動します。

全ての園内研修が終わったら、園児や職員からの質問コーナーです。
「なんでけがをするの?」
「ちがいっぱいでたらどうなるの?」
と、園児達から、とても興味を持った質問が聞かれました。
また職員からも、
「止血の優先順位は?」
「AEDの用意はした方がいいのか?」
など、積極的な質問が聞かれました。

 

 

止血法や救急搬送は普段使う物ではなく、「いざ」という時に使うスキルになります。その「いざ」という場面が起こらないよう私達も日々真剣に園児たちと向き合っています。今後も、いつ不測の事態があったとしても、冷静に迅速に対応出来るよう、こういった「いざ」という時の為の知識と技術を磨いていきたいと思います。