餅つき会を行いました
始めにクラスに集合し、紙芝居を通して餅つきには何が必要か、
いつも食べているごはんとお餅になるお米(うるち米ともち米)の違いは?
実際のお米を見たり、餅つきのいわれのお話を聞いてから園庭に出ていよいよスタートです。
藁の上に大きな木の臼、先生が炊き立てのもち米を持って
「ほーら、これがおもちになるんだよ」みんなに見せてくれました。
最初はこねこねと杵でお米をつぶします。
まずは先生がお手本を見せます。
「ペッタンコ それ ペッタンコ」
次はみんなの晩です。二人一組で順番についていきましょう。
「重いなー」「でもがんばるぞー」「そーれ」
「ペッタンコ、ペッタンコ、おもちをつきましょペッタンコ♪」
みんなの歌声が響く中、元気よく、力いっぱい杵を振る子ども達。
「うわぁ~、だんだんお米がやわらかくなってきた」
「おもちになってきたよ」
みんな目を輝かせて見ていました。
つきあがったお餅は、小さいクラスから順番に
≪ならの木≫の枝に小さく丸めた餅をつける〖ならせもち〗作りに入ります。
「へぇー、こうやってつけるんだ」「うまくつけられるかな?」
「がんばれー」
小さな手でみんな一人一人、上手に木の枝につけ、
紅白の餅で飾るならせもちの完成です。
この〖ならせもち〗実は茨城県伝統行事だということをご存知でしょうか?
かまどの神様をまつるために、旧正月にくぬぎやならの枯れ枝に
2㎝ほどの紅白のもちを付ける風習で、五穀豊穣・無病息災を祈願して行う行事です。
阿見ひかり保育園では、毎年1月のもちつき会の時についた餅で、
子ども達が今年も病気をせず、健康ですごせますようにと願いを込めてならせもちを作ります。
今年もみんなの願いがつまった〖ならせもち〗の完成です。